顧客、取引先、株主、地域社会、当社社員やその家族…、
当社を取り巻くあらゆる関係者の方々にとって有益な企業でありたい、ともに歩むに足る企業でありたい。
その願いを込めて、当社ではさまざまな取り組みを続けています。
クライアントからお寄せいただくご信頼に万全の体制でお応えすること。それは国内の伸銅業界において最古参ともいえる老舗メーカーとして、決して忘れることのない誓いです。
鋳造工程での成分分析や製品の外観検査はもちろん、硬さや引張強さ、弾性限界、伸びなど各種の品質検査を徹底しています。
いつの時代も製品と真っ直ぐに向き合い、課題を自ら探り、改善に取り組んできた姿勢こそが「三谷品質」を高め、維持してきたのです。
2001年にISO9001認証を取得、2008年にはJISマーク表示制度認証を取得致しました。
※銅合金棒及び線製品
工場での業務には、さまざまな危険をともないます。人こそ企業の要とし、社員を育て大切にしてきた当社では、2008年に労働安全衛生を管理するためのマネジメントシステムの規格である「OHSAS 18001」の認証を取得。
安全衛生管理を徹底し、働きやすい職場環境づくりに努めています。
環境保全は現代のものづくり企業の大きなテーマです。
各種法令の順守はもとより自社規準を設けて、廃水管理やCO2の排出削減、省エネ対策などさまざまな取り組みを行っています。
さらに、製品を通じてクライアントの環境志向のものづくりにも貢献。たとえば、大手自動車メーカーのハイブリッドカーなどには当社の製品をご活用いただいており、より広い視野での環境貢献も年々進んでいます。
創業以来およそ250年、当社は京都の水と地域社会の人々によって生かされ、育まれてきたといっても過言ではありません。当社の地元京都への感謝、愛着の念は、歴史を振り返れば、そこかしこに表れています。
なかでも昭和44年に竣工した国道1号線の「三谷横断歩道橋」は、いまも残る地元交流の歴史的象徴。本社工場とアルミ工場の行き来を目的に当社が建設し、国に寄贈したものです。当時を偲ぶ資料からは、子どもの通学も安心と、地域の方が喜んでおられる様子が伝わってきます。